柔軟剤の多用が健康被害に!? 頭痛や吐き気をもよおす“香害”とは

柔軟剤の多用が健康被害に!? 頭痛や吐き気をもよおす“香害”とは

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90分周期を守った6時間睡眠、うがい薬でコロナ予防、梅干しや甘酒などの発酵食品は体にいい……これまで我々が正しいと信じていた健康習慣の中には、実は体を害する危ない行為が存在する。健康になるつもりが、かえって不健康になる日常の意外な習慣とは?今回は柔軟剤で健康被害が増えているという“香害”について日本消費者連盟の杉浦陽子氏に話を聞いてきた。

◆深刻な場合は休職や休学などに追い込まれる例も

 年齢とともに気になる汗のニオイや加齢臭。その対策として、柔軟剤や消臭スプレーを多用する人は多い。しかしそれが思わぬ悲劇を呼ぶことも……。日本消費者連盟の杉浦陽子氏は語る。

「深刻なのが柔軟剤や消臭除菌スプレーなどの強い香りを伴う製品による健康被害です。人によっては頭痛や吐き気といった症状が起こり、中には休職や休学など日常生活に支障をきたす例もある。近年はこのことを“香害”と呼びます」

 香害の症状が重症化すると化学物質過敏症と診断されることが多い。ある化学物質を微量でも繰り返しさらされると、突然体調不良を起こすようになる。’09年には、保険適用されるようになった病だ。

◆人だけでなく環境汚染の影響も問題視

「最近の柔軟剤では、香りを長持ちさせるため合成樹脂(プラスチック)を使ったマイクロカプセル技術が使われています。

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