プラ新法でサウナ施設の無料カミソリ・歯ブラシはどうなる? 各施設に聞いた

プラ新法でサウナ施設の無料カミソリ・歯ブラシはどうなる? 各施設に聞いた

アメニティの豊富さでも人気の「ニューウイング」

2022年4月1日「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラ新法)」が施行。同法は、プラスチックゴミの削減を目的として、宿泊業者らに対し歯ブラシやカミソリなどの提供を減らすよう求めている。この新法に、ここ数年で人気が沸騰しているサウナの利用者からは、「サウナから歯ブラシやカミソリが消える」「手ぶらでサウナに行けなくなる」などの声が上がっている。実際に、各サウナ施設はどのように対応しているのか、都内の人気サウナに取り組みを聞いた。

◆置き場を変えることで対応

 まず、日本最大級のサウナファンサイト「サウナタイム」で口コミ投稿数が全国No.1という人気のサウナ「ニューウイング」(錦糸町)では、新法が施行した4月以降も浴室の歯ブラシとカミソリが取り放題になっている。これについて、同店の吉田健支配人の話を聞くと、利用者第一の姿勢が見えてきた。

「プラスチックの問題だけではなくて、エネルギー問題も関わってきます。今後、光熱費の大幅な値上げが見込まれているので、ガスや電気を使うサウナ施設は値上げせざるを得なくなってきます。それとほぼ同時に、カミソリや歯ブラシの使い放題をなくしたら、お客様は『値上げしたのにサービスが悪くなった』と感じてしまいますよね」

 世界的なエネルギー価格の高騰と、プラごみ削減の板挟みになっている状態だ。

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