白井球審は佐々木朗希に舞い上がって“威嚇”したのか?審判という仕事の裏側

白井球審は佐々木朗希に舞い上がって“威嚇”したのか?審判という仕事の裏側

写真はイメージ

文/椎名基樹

◆白井審判は自らの威厳を示すために詰め寄ったのか

 判定に不服そうな態度を取った千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希に、白井一行球審が威嚇するように詰め寄った騒動(4月24日、オリックス対ロッテ戦)は、現役選手、プロ野球OB、スポーツライター、タレント、一般人ら様々な人を巻き込んで賛否両論を呼んでいる。

 高梨沙羅をはじめスポーツ選手のメンタル強化の教本となっているというアドラー心理学では「人は怒りを捏造する」と説く。「怒りのあまり大声を出した」のではなく、「大声を出すために怒った」と、怒りを捉えるという。

 その論理からすると白井審判は、自らの威厳を示すために佐々木に詰め寄ったということになる。特に周目の中で怒りのパフォーマンスを行う事は、満天下に自らの立場を明らかにでき、自己顕示欲を満足させることができるように思う。アカデミー賞の授賞式で妻を侮辱したコメディアンをビンタしたウィル・スミスなぞまさにそんな感じだ。

◆審判が勘違いしている場合もある

 また、注目を浴びる立場であるということで、時おりスポーツの審判が、有り体に言って、ちょっと勘違いしてるんじゃないかと思う時もある。

 米国のコメディー映画「裸のガンを持つ男」では、そのあたりの、野球審判の心理をデフォルメしている。

1 2 3 4 次へ

関連記事(外部サイト)