「日本で一番本を売るTikTokクリエイター」野球一筋の生活から小説に目覚めるまで

「日本で一番本を売るTikTokクリエイター」野球一筋の生活から小説に目覚めるまで

けんごさんがTikTokに投稿する様子

人気の高い売れ筋の本を探すときには、書店のスタッフに聞いたり、ネットのレビューを見たりするのが一般的だ。最近では、SNSでおすすめの本を発信するアカウントも増えており、自分の趣味嗜好に合うものが探しやすい時代になった。そんななか、TikTokのフォロワー数が28万人を越える小説紹介クリエイターのけんごさんは、「日本で一番本を売るTikTokクリエイター」として知られている。

 独自の審美眼で小説の読みどころをTikTokで発信し、取り上げた小説があっという間に品切れになるなど、大きなムーブメントを起こしているのだ。

 一体、どのような感性や視点から小説をピックアップし、面白さが伝わるように動画で発信しているのか。けんごさんに、小説紹介をするようになった背景や今後の活動に対する目標について話を聞いた。

◆野球一筋の生活から一転、小説の魅力に引き込まれる

 けんごさんは幼少期から野球一筋の生活を送っており、特に高校時代は野球漬けの毎日を送っていたそうだ。

 それが、大学に進学すると野球のほかに「プライベートも楽しめるようになった」と言う。

「大学の野球部は寮生活だったんですが、幸いにも一人部屋で。野球の練習が終わった後やオフの日に楽しめる趣味をひとつ作ろうと考えたときに、小説に興味を持ったんです。

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