若月佑美が考える72時間の使い方

仕事の悩みが多いんですが、役作りをしていくなかで、自分自身との闘いがあるというか。自分の中ではナシなことも役ではそれをしないといけないことがあると、若月佑美が邪魔をしてきて演技でも自分の行動が許せなくなっちゃう。役として割り切ってすべてをやればいいんですけど、どうしても若月佑美として考えてしまうことがありますね。

 それから頭ではわかっているのに、表現できないときが1番苦しいです。舞台でも映像でも、監督さんや演出家さんが言っていることもわかって、それを自分でも表現したいという同じ気持ちなのに、どうしても表現できない。そういうことが本当に難しくて、壁にぶち当たりますね。

◆お芝居の表現はいまだに悩みです

――どう乗り越えるんですか。

若月:監督さんや演出家さんに、方向性を決めてもらうこともあります。自分が思っている表現はただのエゴだったりもすることもあるので、整理をつけてどっちかを切るっていう選択もします。

――壁が現われたら一人で悩み続けることのほうが多い?

若月:そうかもしれない。セリフの意図がわからないとか、そういうことは相談させてもらうんですけど、どちらでもいい演技プランだったら、自分の選択でしかない。舞台だったら公演数があるので、お客さんのアンケートに目を通して、「こっちの表現がよかったんだ」っていうことを見ながら決めたりもします。

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