東大生たちが本気で語る実話怪談。偏差値75の世界でみえる恐怖体験とは

東大生たちが本気で語る実話怪談。偏差値75の世界でみえる恐怖体験とは

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“実話怪談”というジャンルは、「どうせ思い込みや勘違いによる作り話でしょ?」などと揶揄されることもしばしば。なぜなら、科学的な考察や検証のない曖昧なお話は、“戯言”に分類されてしまうからだ。

 ならば、偏差値75の東京大学出身者が語ったらどうなのか。幅広い知識と科学的思考能力を持ち、理詰めで物を考える彼らが本気で恐怖体験を語ったら、何か違う世界が見えるのか。そんな発想から生まれたのが、『東大怪談』だ。

 著者は、映画『三島由紀夫VS東大全共闘~50年目の真実~』、怪奇ドラマ『怪談新耳袋』シリーズなどでメガホンをとり、自身も東大出身者でもある豊島圭介監督。怪談を中心に、ヒトコワ、精神疾患、都市伝説、パラレルワールド、UFO、宇宙人など様々なジャンルのオカルト体験を、合計11人の東大出身者から聴きとった。

 果たしてそこから見えてきたものとは? 取材時の感想を交えながら、豊島監督が東大生特有の“自意識”と“恐怖体験”が絡み合った新たな“実話怪談”の世界を語った。

◆清水崇監督から『新耳袋』を渡されオカルト開眼

――豊島監督は、BS-i(現BS-TBS)のオムニバス怪奇ドラマ『怪談新耳袋』シリーズで監督デビューし、その後もホラー映画を数多く手がけていますが、そもそも怪談に興味を持ったきっかけは何だったのでしょう?

豊島:もともとホラー映画や怪談が苦手だったんです。

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