東大生たちが本気で語る実話怪談。偏差値75の世界でみえる恐怖体験とは



豊島:以前からプロデューサーの叶井俊太郎さん(現在、TOCANAで配給業務に従事)と知り合いだったんですが、「日本の猟奇事件を扱ったドキュメンタリーを撮らないか」とお誘いを受けて、そのシリーズのうちの2本撮らせていただいたんです。その時に角さんと知り合って、その後も『三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜』の取材もしていただいたりする中で、「東大と怪談を結びつけるのはどうだろう?」というアイデアが生まれてきて。「そんな本があったら面白ですね」って他人事のように聞いたら、「書くのはあなたです」と(笑)。書籍を出すなんておこがましいと思っていたので、角さんからオファーをいただいた時はびっくりしましたが、以前、パンフレットの寄稿文だったり、撮影のルポだったり、多少かじったことがあって、「文章を書く仕事をしてみたいな」という気持ちがどこかにあったので、思い切って受けることにしました。

――『三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜』の流れで角さんのお誘いがあったということですが、ご自身の中にも東大に対して強い思い入れがあったのでしょうか?

豊島:せっかく東大出たのに、あまり仕事に繋がったり、お金になったりしてないなぁ…という思いはありました(笑)。このドキュメンタリーは、TBSの刀根さんというプロデューサーからお誘いを受けたんですが、その方も東大出身者で、この作品は大きな転機になったのは事実です。

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