東大生たちが本気で語る実話怪談。偏差値75の世界でみえる恐怖体験とは

豊島監督はどんな印象を持たれましたか?

豊島:アンケートを発案したのは角さんなんですが、その中の、「人間とはなんだと思いますか?」という質問が面白かったですね。僕がインタビューで2〜3時間、お話を聞いただけでは出てこなかったパーソナリティーがそこに出てきて、「え、そんなこと思ってたんだ」っていう驚きがありました。「人間とは何か」という漠然とした質問だからこそ出てくる本質というか、「なるほど、こういう背景の人がこの怪談を語ってるんだ」っていう意味でとても興味深かったです。

――東大ポイントのところは、パーソナリティーも含めたまとめの役割になっていましたね。

豊島:そうですね。やっぱり東大出身者って歪な人が多いと言われてるし、実際、歪な人だらけだったんですが、「彼らの話を全部鵜呑みにしてるわけじゃないぞ」っていう僕のスタンスと、「この人、ツッコミどころ、たくさんありますから」っていうことをこっそり読者に教えるみたいな役割も実は担っているんです。

◆豊島監督自らがアンケートに回答。意外な東大気質が…

――本書の「はじめに」で、豊島監督も「都内スタジオのトイレで幽霊らしきものを見た」、「宇宙人に拉致された悪夢を見た」と、ご自身も恐怖体験に多少触れています。なので、今日は『東大怪談』の話者として、アンケートに答えていただけますか?

豊島:え? ぼ、僕がですか? なるほど…それはちょっと想定していなかったですね。

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