「ギターソロ不要論」は繰り返されてきた。花形楽器ゆえの苦悩とは



 一方で、ラモーンズがデビューした翌年、1977年はイーグルスの「Hotel California」がリリースされた年でもあります。1分近いギターのアルペジオが印象的なイントロ。曲の後半からは2分以上ものツインギターのソロがエンディングまで続く。問答無用のギターづくし。アンチへの強烈な返答に聞こえてきますね。

 日本のロックギターの第一人者、Charの「気絶するほど悩ましい」がリリースされたのもこの年でした。

◆不要論が巻き起こっては、それを覆すヒット曲が生まれる

 つづく80年代。大量のヒット曲が生まれたシンセサイザー全盛の時代も、ふたたびギター不要論が持ち上がりました。でも実際はどうだったかというと、シンセポップと同じぐらいハードロックやヘヴィメタルが売れた時代でもあったのです。ヴァン・ヘイレンやボン・ジョヴィなどが次々とビッグセールスを記録。

「Jump」や「Livin’ On A Prayer」といった誰もが知っているヒット曲にも、当然ギターソロがあります。テキサスのブギーバンド、ZZトップもシンセサイザーを駆使しつつ、「Legs」や「Gimme All Your Lovin’」などの骨太なギターロックでチャートを席巻しました。

 そして、このあたりから日本でもギターソロのあるシングル曲がヒットしだします。

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