福岡県の山奥に移住、外国人女性と暮らす日本人男性「月15万円あれば妻と子供を養える」

福岡県の山奥に移住、外国人女性と暮らす日本人男性「月15万円あれば妻と子供を養える」

「天空の茶屋敷」オーナーの坂本治郎さん

コロナ禍で大打撃を受けた宿泊業界。特にインバウンド客をターゲットにしたゲストハウスは、この2年で廃業が相次いだ。しかしそんな苦境の中でも、悠々自適に経営を続けているオーナーがいる。福岡県在住の坂本治郎さん(Twitter:@skyteahouse)だ。

 坂本さんが営む「天空の茶屋敷」は、コロナの影響で宿泊者がゼロになった時期がある。にもかかわらず、彼の生活は貧することなく豊かだという。その背景には、ゲストハウス開業にまつわる特殊すぎる経緯と、田舎ならではの経済事情があった。

◆「田舎に人を呼びたい」海外帰りの青年の挑戦

 福岡県八女市笠原地区の、標高500メートルに位置する一軒の屋敷。一見、何の変哲もないように見える古民家だが、知る人ぞ知る秘境のゲストハウスだ。

 実はこの宿、?タダで貰った家”を活用して開かれている。一体どういう事なのか。それにはオーナーである坂本さんの生きざまが深く関わっている。

「僕は2015年まで5年間海外放浪をしていて、帰国してから福岡県八女市に移住しました。当時は空き家になっていた祖父母の家に住み、地域の手伝いをしながら食いつないでいたんです。ある程度生活が落ち着いてきてからは、SNS経由で外国人旅行者を泊めてあげるようになりました。バックパッカー時代の縁もあり、移住して一年後には国内外から多くの人が集まる家になったんです」

 田舎暮らしが板につくにつれ、地域の人はもちろん、旅行者とのつながりも増えていった。

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