余命わずかの人に寄り添う“終末期ケア”の悲痛。生きた証が消えていく



「残された奥さんの介護は私たちの会社が任せられることになったのですが、第一発見者のヘルパーは、しばらくその家に入れなくなってしまいました。ただ、期間が空いてしまうと復帰がより難しくなると考え、他のヘルパーと一緒に行ってもらうと徐々に慣れていくことができて……。今はしっかりと奥さんの介護をこなしています。ヘルパー側のメンタルをサポートする難しさを感じた出来事でした」

 このような介護現場において、突然の他界は少なくないことだという。ヘルパー側の精神的なケアも、ターミナルケアを続けていくうえで大切なことであるとHさんは語った。

 ターミナルケアを行うヘルパーは「1人の人生の最終的な充実度を決めている」と言っても過言ではない。自分のためにも大切な家族のためにも、終活について今から考えてみてはいかがだろうか。

取材・文/みなもとひかる

【みなもとひかる】
お酒は飲めなくてもおつまみ大好き。趣味はゴルフ・筋トレ・パチンコ・神頼みの自称清楚系純情女子ライター。長所は諦めが悪いこと。「なせばなる」「なんとかなる」をモットーに、何事にも全力で取り組みます!  Twitter:@minnapikapika

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