岸田外交の3つの問題点。軍事抜きの外交など無力だ/倉山満

岸田外交の3つの問題点。軍事抜きの外交など無力だ/倉山満

5月24日、日米豪印「クアッド」首脳会合に臨む(左から)オーストラリアのアルバニージー首相、バイデン米大統領、岸田文雄首相、インドのモディ首相 写真/産経新聞社

―[言論ストロングスタイル]―

◆岸田外交をそこまで持ち上げていいのか

 岸田首相の褒めるべき点は、二つ。一つは、何もやらないことで、支持率を下げないどころか、高支持率なこと。もう一つはマスコミを手なずけていることだ。リベラル色が強いと見られているので朝日が、既得権益の利益代表だと見られているので読売が、岸田内閣支持の論陣だ。

 同じことを安倍晋三元首相がやれば反発するだろうが、岸田首相ならば許される傾向がある。

 今回、アメリカのバイデン大統領が来日。多くの外交日程をこなした。マスコミは、かなりの大歓迎だ。しかし、そこまで持ち上げていいものだろうか?

 そらあ、立憲民主党の姿を見れば、岸田自民党の方がマシに見える。重要な政策では、「さっさと金融緩和をやめろ!」「防衛費増額などふざけるな!」である。日本人が不景気にあえぎ、近隣諸国の脅威に怯えながら生きて行けと主張する野党第一党には消えてもらいたい。いっそ参議院選挙の前に消えてもらいたいが、この党は「参議院選挙の後はどうなっても知りませんよ」と、選挙までは何が何でも野党第一党の座を離さないつもりだ。間違え方まで間違えている。

 ポンコツ野党のおかげで岸田内閣は高支持率、夏の参議院選挙は大勝間違いなしと言われている。

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