ソルテラはWRX、bZ4Xはレクサス。姉妹EVなのに乗り味が異なる理由

ソルテラはWRX、bZ4Xはレクサス。姉妹EVなのに乗り味が異なる理由

bZ4Xは600万円〜、ソルテラは594万円〜。テスラのモデル3やヒョンデのIONIQ5などの競合車より値段が高いのが気になりますが、広大な後席空間や総合的な質感など、値段の高さも納得の内容です

◆カーマニアの絶望と希望

来るべきガソリン車の新車販売禁止に向けて、各自動車メーカーが続々とEV(電気自動車)を発売しているなかで、カーマニアは絶望していました。その理由の1つは、EVはどれを乗っても一緒と感じるから。排出ガス規制があるなかで、各メーカーがやりくりしていることは承知しておりますが、でも……。そんな絶望の淵にいたら光明が差してきました。

マリオ高野=文 Text by Mario Takano
雪岡直樹=写真 Photographs by Yukioka Naoki

◆あきらめないで! 違いがわかる電気自動車が登場しました

 水平対向エンジンを搭載するMTのSUBARU車ばかりを3台も所有するライター・マリオ高野です。このほど発売されたSUBARUとトヨタの合作BEV(バッテリー充電式の電気自動車のことで「ベブ」と呼ぶ)に乗った印象を報告します。

 個人的に現状のBEVは、短距離の移動手段としては理想的な乗り物だと思いますが、クルマオタクが心血を注ぎ、多くを犠牲にして情念を燃やす対象にはなり得ないと絶望しております。その理由は、現状のBEVは何に乗っても同じだと感じていたからです。

 音が静かでフル加速をすると首がボキッと折れそうになるほどの強烈な加速をする、重いバッテリーが床下に置かれるので安定感が高く、重厚感もあるといった美点が挙げられますが、これはほぼすべてのBEVに共通します。

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