プロピアニストの道を難病で挫折。故郷・淡路島で見つけた新たな「夢」

プロピアニストの道を難病で挫折。故郷・淡路島で見つけた新たな「夢」

「Salon de May」オーナーのメイさん

若かりし頃は誰もが「夢」を口にする。しかし自分の中で光り輝いていた理想は、社会に出て現実という壁にぶつかり、いつのまにか消えてしまう。長年追い続けた夢であるほど挫折した時のショックは大きいはずだ。厳しい現実といかにして向き合い、その後の人生をどう歩んでいくのだろうか??。

 現在、プレゼントや記念日などの贈り物にと問い合わせが殺到する人気店を営むプリザーブドフラワー作家のメイさん。だが、もともとは幼少期からピアノに打ち込み、コンクールでたびたび賞を受賞。その後、音楽大学に進学するなど、プロのピアニストを目指していた。しかし突然、病魔に襲われて夢をあきらめた。そんな彼女が、新たな人生を踏み出し、新しい夢を見つけるまでの物語に迫った。

◆「同級生からいじめられて…」

 メイさんは兵庫県の淡路島で生まれた。幼少期は人前で話すことが不得意なおとなしい子供だった。本格的にピアノに打ち込むようになったのは小学生の頃だという。

「小学校1年生ぐらいから良い思い出がありません。服装とかが少し個性的な子供だったので、同級生からよくいじめられていました。そんな学校生活や人間関係で溜めたストレスをピアノで発散していましたね」

 同級生との会話はその場だけなんとか取り繕った。いじめの標的になるのを避けた。

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