芸人・若井おさむ、家族からの虐待と絶縁を経て決意したこと「僕は絶対、“例外”になる」

芸人・若井おさむ、家族からの虐待と絶縁を経て決意したこと「僕は絶対、“例外”になる」

若井おさむ

いちばん身近な存在だからこそ、いったん確執が生じたらなかなか解決には至らない家族問題。厄介な家族のもとで育った人は、新たな家族をどうつくるのだろうか?

 両親と兄から虐待経験があり、現在1児の父親であるお笑い芸人・若井おさむさんに話を聞いた。

◆母にはマッチの火を当てられ…

『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイのモノマネで知られる若井おさむさんは、その芸風からは想像できない過去を持つ。京都に生まれ、両親と4歳上の兄と4人家族だった若井さんは幼少期、その3人から虐待を受けていたのだ。

「父と兄にはよく殴られました。兄に釣り竿でしばかれ、顔にミミズ腫れができたことも。母はよく僕の尻にマッチの火を当てました。誕生日やクリスマスを祝われた記憶がない。秀才の兄は溺愛され、おもちゃはなんでも買ってもらえた。だから、長男はかわいがられて当然なんだと幼い僕は思い込んでいたんです」

 両親は共働きで、家族で食卓を囲んだ記憶はない。幼い若井さんは、近所にある母の実家で一人、祖父母と朝晩食事を取った。家には眠りに帰るだけ。「兄がどうしていたのかはわからない」という。

◆兄を恐れて猛勉強。同じ高専に入学

 そのうち兄は高専に入学して下宿。しかし兄は長期休暇で家に戻るたび、勉強が苦手な若井さんを責めたてた。

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