106億円溶かした大王製紙元会長、再びカジノで“億”勝負「出所後、ギャンブルの疼きが蘇った」

106億円溶かした大王製紙元会長、再びカジノで“億”勝負「出所後、ギャンブルの疼きが蘇った」

大王製紙元会長が出所後語る

106億円溶かした大王製紙元会長、再びカジノで“億”勝負「出所後、ギャンブルの疼きが蘇った」

インタビュー時には終始、柔和な笑顔を見せる井川氏

◆カジノで人生を狂わせた男、再び

「借りる。負ける。さらに借りる。さらに大きく負ける」――。カジノでの負けを埋めるため、子会社から総額106億8000万円の資金を借り入れ、2011年に会社法違反(特別背任)の容疑で東京地検特捜部に逮捕された元大王製紙会長の井川意高氏。2017年10月に懲役4年の刑期を満了しシャバに出た同氏が、この6月に『熔ける 再び そして会社も失った』(幻冬舎)を出版した。なにが、地位や名誉、有り余るカネさえも持っていた彼を狂わせたのか? 本人を直撃した。

――2013年、刑務所に収監された直後に出版した『熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録』(双葉社)は、累計15万部を超えるベストセラーとなりました。この著書には、井川さんの半世と、人生を狂わせたカジノについて描かれていました。タイトルにもあるようにまさに「懺悔録」だったわけですが、続編となる今回の『熔ける 再び そして会社も失った』では、懲りずにカジノに繰り出していたことを告白していますね。この本で井川さんが伝えたかったことはどんなことなのでしょうか?

井川意高(以下、井川):私が犯してしまった10年前の愚かな罪では、従業員や株主、そして家族に大きな迷惑をかけてしまいました。ただ、誤解を恐れずに言えば、持ち株を売却することで借り入れた資金を全額返済し、さらに4年の刑期を終えたことで“形式的”には従業員や株主に対してケジメをつけたのではないかと思っています。

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