小沢一郎は死んでいない…国民民主党と自由党の合併で安倍内閣を脅かすか?/倉山満

小沢一郎は死んでいない…国民民主党と自由党の合併で安倍内閣を脅かすか?/倉山満

1月24日、国会内で会談を終えた自由党の小沢一郎共同代表(左)と国民民主党の玉木雄一郎代表(右)。はたして、安倍内閣を脅かす存在となり得るのか……?(写真/時事通信社)

― 連載「倉山満の言論ストロングスタイル」―

◆国民民主党と小沢一郎率いる自由党の合併が発表。小沢一郎の実力とは……?

 国際法では、悪事をやった者は悪いが、悪事に泣き寝入りした者はもっと悪い、という原則がある。国際法とは国際政治の掟であり、国と国との仁義である。自分の権利を自分で守れない国は、マトモな国として扱われないのだ。

 北朝鮮や韓国の一連の悪事は第三者から見れば非文明的だが、それに泣き寝入りしている日本は、もっと信用ならない国なのだ。

 では、この掟。国内政治では、どうだろうか。

 もう6年も「安倍一強」が続いている。その内実がいかに脆弱であるかは、本連載で再三再四、説いてきた。要するに、他に代わる人がいないのだ。自民党の代わる候補と言えば、石破茂に岸田文雄。デフレの時に増税をしろと迫るご仁だ。ならば国民は、「景気回復してくれるだけ、安倍内閣でも良い」となる。

 野党を見渡すと、目も当てられない。海江田万里、岡田克也、蓮舫。歴代野党第一党党首が、どれほどの勝ち星を安倍内閣に献上し続けたか。揃いも揃って、「一強」の守護神たちだ。民主党政権の惨状を何も反省していない人たちならば、やはり国民は「景気回復してくれるだけ、安倍内閣でも良い」となる。

 現在の野党第一党党首は枝野幸男立憲民主党代表だ。

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