元「子役」人生の挫折。就活に失敗、ニート生活を救った母校教師の言葉



「この頃は家に帰ると充電が切れたみたいに寝ていたし、体調もずっと悪かったです」

◆就活に失敗してニートに

 大学4年になり、コロナ禍で就活をスタートした。が、面接を受けた会社はすべて不採用。そして就職が決まらないまま大学の卒業式を迎えてしまった。しかし、成績は優秀だったので、そのときに壇上で卒業証書を受け取る代表に選ばれた。

 それがひとつの自信になり、卒業後に「私の就活はまだこれから!」と意気込んで就活を再スタートした。ハローワークにも足を運んだ。が、結果は変わらず、採用が決まることはなかった。

 私が今まで頑張ってきたことはすべて無駄だったんだ……とひどく落ち込んでしまった。夜はずっと泣いて過ごし、朝方空が明るくなる頃にようやく眠るという生活を送るようになった。

◆母校の教師の言葉が転機に「いっしょになにかやろうよ」

 そんな鬱屈した日々に転機が訪れたのは母校の高校に遊びに行ったときのことだった。そこで世界史教師の希戸塚一示さんと話した。彼は担任だったわけではなく、世界史を1年間教えてもらっただけで、しかもその授業中はよく居眠りをしていたという。

 それでも遥子さんにとっては、なんとなく話しやすい先生だった。

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