クドカンの大河ドラマ『いだてん』はマラソン感覚で楽しむべき 視聴率を求めるのはナンセンス

クドカンの大河ドラマ『いだてん』はマラソン感覚で楽しむべき 視聴率を求めるのはナンセンス

※NHKいだてん公式Instagramより

脚本・宮藤官九郎、主演・中村勘九郎、阿部サダヲで、世界的かつ国民的なスポーツの祭典「オリンピック」に“かける”人々の姿を描いたNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(日曜20:00〜 NHK総合)。

 先日、大河ドラマ史上最速で視聴率ひと桁を記録したことがネットニュースになったが、改めてその魅力について分析してみたい。

◆キャストがいちいち豪華! 主役クラスの俳優がゴロゴロ

 まずなにより、キャストがいちいち豪華。主演は前述の通り、日本人初のマラソン選手・金栗四三を演じる中村勘九郎と、日本にオリンピックを招致した男・田畑政治を演じる阿部サダヲ。

 彼らに加え、ドラマの狂言回しと言える五代目古今亭志ん生役のビートたけし、柔道の父と呼ばれた嘉納治五郎役の役所広司、そして竹野内豊、松坂桃李、森山未來、生田斗真、神木隆之介、小泉今日子、大竹しのぶ、さらには’13年の大河ドラマ『八重の桜』で主演を務めた綾瀬はるかなど、それぞれ単独で主役を張れる俳優たちがこれでもかと惜しげもなく登場する。

 さらに松尾スズキ、荒川良々、星野源、ピエール瀧など、“クドカン・スターシステム”とも言うべき個性的なキャストたちも入り乱れ、かつてないほど分厚い群像劇が繰り広げられていく。二度と見れないであろうこの豪華競演を手放しで楽しまない手はない。

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