月収1万7000円、妻子持ちのド底辺芸人(40歳)にさらなる追い討ちが――「嫁が子供を連れて出ていきました」

月収1万7000円、妻子持ちのド底辺芸人(40歳)にさらなる追い討ちが――「嫁が子供を連れて出ていきました」

月収1万7000円、妻子持ちのド底辺芸人(40歳)にさらなる追い討ちが――「嫁が子供を連れて出ていきました」の画像

 「芸人って、小器用になったよな」。今のテレビを観て、そう思う人は確かにいるだろう。しかし、それは仕方がない話。ひと言でいえば、“時代”。本来、「やらかしてナンボ」の芸人たちは、コンプライアンスという、テレビのルールと素人の監視下に置かれているからだ。かつて、談志師匠は「落語とは、業の肯定である」と。つまり、笑いの世界はクズとされる人間が口ひとつで肯定される世界なのである。

 「クズ」……、この言葉で思い出す芸人が、ひとりいる。それは旧知の仲である、吉本所属のお笑いコンビ「ツーナッカン」の中本幸一。芸歴17年、40歳にして月収2万弱、あろうことか妻子持ち。しかしこの男、最高に面白いのである。現代のテレビのルールから大きく踏み外したこの男の魅力を、芸人連載の構成ライターを意外と長くやってたりもする私、村橋ゴローが電動ママチャリ(略して電マ)に乗って再発見しに行ってきた!

◆電マライター・村橋ゴローの東京ぶらりんこ旅 【第13回】月収1万7000円、妻子持ちのド底辺芸人(40歳)が抱える葛藤「清掃バイトと掛け持ちでも芸人として成功したい」

――ご無沙汰してます!

中本幸一(以下、中本):ゴローさんとは5年以上の付き合いで、何十回も飲んだことあるのに、仕事するのは初めてですもんね。宜しくお願いします!

――まずは皆様に、ご挨拶を。

中本:そうですね。

――お前のことなんて誰も知らないんだから。

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