世界を旅して怪魚を釣る…盗難、マラリア、集中治療室に運ばれても「面白い」

世界を旅して怪魚を釣る…盗難、マラリア、集中治療室に運ばれても「面白い」

体長142cm、重さ40kgのムベンガ

 世界40か国以上を旅しながら、50種類以上の“怪魚”を釣りあげてきた小塚拓矢氏。『怪魚を釣る』(集英社インターナショナル)の著者である。小塚氏は、怪魚を求めてアフリカや中東、南米アマゾンなど、地球上のあらゆる僻地まで足を運んできた。

 「怪魚釣り」とは、「怪しい魚」を「釣る」ことではある。だが、そこには膨大な時間と労力、お金、ときにはトラブルに見舞われることだってあるだろう。つまり、常に未知なる“旅”が伴うのだ。今回は、小塚氏に知られざる旅の裏エピソードまで聞いてみた。

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1336850

◆怪魚釣りは、大変な“旅”をひっくるめてこそ楽しい

 怪魚釣りとは字面で見れば、「怪しい魚」を「釣る」ということだ。しかし前回でも示した通り、怪魚釣りとは、釣り方の“クリエイティビティー”が重要であり、さらに“旅”を含めてこそだと小塚氏は言う。

「ときには危険な目に遭ったり、現地の食べ物によって体調を崩すこともある。それをひっくるめて楽しいんですね」

 では、旅という点で印象に残っている魚はなんだろう。

「魚のレアさと難しさ……旅という点でいえば、アフリカのコンゴまで釣りに行ったムベンガですね」

 ムベンガはもともと数が非常に少なく、現地での限られた目撃情報が頼りだったという。釣れるポイントを探すまでに1か月以上……。

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