昇進が絶望の39歳、大手スーパーの管理職も低年収のまま横ばいで…

昇進が絶望の39歳、大手スーパーの管理職も低年収のまま横ばいで…

※写真はイメージです

 40代ともなれば給料も上がり、若い頃よりも楽できると思っていたのに。そう嘆く声は多い。昨今、低所得にあえぐ40代が急増中だ。その理由は出世できない、転職回数が多いなどさまざま。中年でも稼げない時代が来ている――

◆会社合併で出世が白紙。以後も昇進のチャンスなく低年収のまま横ばい!

…畑中浩二さん(39歳・既婚)/大手スーパー/年収390万円

 生え抜きの管理職でも低賃金にあえいでいる人がいる。「係長待遇の副店長になって6年、年収は手取り390万円前後でほぼ横ばいのままです」とボヤくのは、大手スーパーマーケット職員の畑中浩二さん(仮名・39歳・既婚)だ。

「ウチのスーパーも業界では上位でしたが、4年前にさらに大手の会社と合併。子会社化されてしまったんです。最初はウチより給料が多い合併先の賃金に統一されるのかと喜んでいましたが、結局は合併前と同じまま。それだけならまだ良かったのですが、合併したことで内定していた店長の話が白紙になったんです」

 力関係では上位の合併先企業の社員が優先的に店長に就くようになり、今も昇進のメドは立っていない。

「出世していれば、今より少なくとも80万円は年収が増えていたはず。もともと平均年収が低い小売業界は、ある程度の役職に就かないと収入的には苦しいんです。ウチの会社ではその目安となるのが店長で、そこを目標に働いてきたのですが、今は大勢の先輩社員が店長にすらなれない。こうした会社の現状を見る限り、自分に出世のチャンスがあるとは到底思えません」

 小学生2人の娘を抱え、これから成長していくにつれて出費が増えるのは必至。そのため、今まで育児に専念していた妻も家計を支えるために近々フルタイムで働きに出る予定だという。

「妻だけでなく娘たちにも家事を負担させることになるし、夫や父親として情けない限りです……」

― 低所得時代の実態 ―

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