夢見る少女を狙った“悪徳”芸能事務所が増えている――佐藤大和弁護士が警鐘

夢見る少女を狙った“悪徳”芸能事務所が増えている――佐藤大和弁護士が警鐘

夢見る少女を狙った“悪徳”芸能事務所が増えている――佐藤大和弁護士が警鐘の画像

「先日コスプレモデルの撮影と偽って少女を募集し、AVまがいの動画に出演させた事件が起こりました。いま、アイドルや芸能人と一般人の区別が曖昧になっており、そこを狙った悪徳ビジネスが増えているんです」

 こう指摘するのは弁護士の佐藤大和氏(レイ法律事務所、東京弁護士会所属)。今年5月に芸能人の権利を守る「日本エンターテイナーライツ協会」を設立した共同代表理事のひとりである。佐藤氏は、タレントの権利関係はもちろん、芸能界の陰に潜む様々な問題にも切り込んでいきたいと意気込む。

 これまでも多くの夢見る少女たちが悪徳事務所によって搾取されてきた。しかし、その大半が10代から20代前半……充分な知識もないまま、泣き寝入りするしかなかった現実がある。今回は、実際に佐藤氏のもとに寄せられた相談や事例などを交えつつ、どうするべきか話を伺った。

◆芸能界の闇にも切り込む「日本エンターテイナーライツ協会」

 佐藤氏は弁護士として、5月26日に元KAT-TUNの田中聖氏の逮捕に対する声明文を出したことでも話題となった。現在、「日本エンターテイナーライツ協会」の認知が思っていた以上に広がっている状態に戸惑いながらも、責任の重大性を感じているのだという。

「協会の趣旨は、芸能人の権利を守ることです。とはいえ、たんに芸能事務所と喧嘩しようというのではなく、事務所と芸能人の懸け橋になることが目的です。両者のトラブルは様々ですが、一方的に事務所側が悪いとは思っておらず、芸能人側の法律知識の欠如が原因となっていることも多いんです」

 そのため協会では、芸能人に法律の知識を提供することを目的としている。

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