“テンポの漫才”は賞レースで勝てるのか? ユウキロック×ノンスタ石田 対談

“テンポの漫才”は賞レースで勝てるのか? ユウキロック×ノンスタ石田 対談

“テンポの漫才”は賞レースで勝てるのか? ユウキロック×ノンスタ石田 対談の画像

 漫才には、さまざまなスタイルがある。ハリガネロックとNON STYLE。両者ともにボケ数の多い“テンポの漫才”が信条である。しかし、同系統でありながら、ハリガネロックはM-1を穫れず、NON STYLEはグランプリに輝いた。賞レースで勝つために、その信条を貫くべきか……。

 己の漫才を追求し続けたゆえの葛藤を綴った『芸人迷子』(扶桑社)。今回は、その著者であるユウキロックと石田明が対談。これまでほとんど接点のなかった2人だが、じつは「NON STYLEが重要なキーを握っている」のだという。果たして、その理由とは?

◆ハリガネロックとNON STYLEは同系統の漫才

ユウキロック(以下、ユウキ):僕が『芸人迷子』という本を出したんですけど、石田君は読みました?

石田:はい。僕は中学校の頃から「(心斎橋筋)2丁目劇場」の追っかけを始めまして。シェイクダウンさんにひと目惚れしたんです。それで出待ちしているときに、千原ジュニアさんに足踏まれたりとかあって(笑)。のちに、僕自身が2丁目劇場で「ワチャチャブレイク」というお笑いライブにも出るようになるんです。まだNON STYLEとして井上とコンビを組む前に。

ユウキ:そうだ、元々はピン芸人だったもんね。名前なんやったっけ?

石田:“ジャッジメント石田”です。“ほりごたつ”というトリオ時代もありました。鮮明にあの頃のことも覚えていたりするので、本の内容で身近な話もたくさんあって。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 次へ

関連記事(外部サイト)