自衛隊は外国の攻撃から民間人を守ってくれない!? 国民を保護しないで一体何をするのか?

自衛隊は外国の攻撃から民間人を守ってくれない!? 国民を保護しないで一体何をするのか?

※陸上自衛隊HPより

◆「自衛隊ができない10のこと 06」

 東日本大震災のとき、自衛隊は余震が続く最中に被災地入りして、多くの人を誘導し、救助しました。何か大きな事故や事件があったときには、いつも国民に寄り添うように自衛隊がいてくれる……そんな光景に私たちは慣れっこになっています。何かあれば自衛隊が助けてくれる、困ったら自衛隊が手を差し伸べてくれるから大丈夫だ。日本人の大多数はそう考えていると思います。

 しかし。災害時には手を差し伸べてくれる自衛隊も、日本国が武力攻撃を受けるような国家存亡の危機には、私たちのそばにいることはできません。国防を担う自衛隊は、有事には一般の住民たちの保護にまで手が回らないということを私たちは自覚しておかないといけないのです。

「国民を保護しないで一体何をするのか?」と疑問に思う人もいるでしょう。お答えします。

 自衛隊は我が国に武力行使をする敵に対して迎撃もしくは武力行使するために出撃し、敵の攻撃から重要な拠点を守るために配備されています。

 その重点拠点とはまず原子力発電所、空港、通信や電気、ガス、水道、交通インフラなどが想定されます。日本国を強力に支援してくれる同盟軍、米軍基地なども相互に警護する対象です。市民生活のために守り抜かなければならない場所は多数あります。たとえば、原子力発電所が停止している今、発電のためには大量の化石燃料が必要ですが、その海上輸送の安全も脅かされている状況なら護衛が必要になるかもしれません。

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