営業ノルマに追われ、うつ状態に…趣味を仕事にしようと蕎麦屋に転職。38歳の決断の結果は?

営業ノルマに追われ、うつ状態に…趣味を仕事にしようと蕎麦屋に転職。38歳の決断の結果は?

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出世や転職で年収増を目指すのがサラリーマンの本懐。だが、収入が上がったはいいが、激務に忙殺され、家では家族サービスを強いられ、部下からは突き上げを喰らい、やがて体を壊し……という「高収入でもプア」な人々がいるのも事実だ。では、「低収入でも幸福を感じる」人々はどのようなライフスタイルなのか? ここでは「世帯年収400万円でもリッチ」と断言する人のケースを紹介しよう。

◆ストレスでうつになり趣味を仕事にしようと決断。家族の協力で充実の日々

…前田芳次さん(仮名・38歳)/年収300万円/既婚・子供1人

「会社勤めの頃は四六時中、営業ノルマのことばかり考えていました。完全にうつ状態で、家では妻に当たってばかりいたので迷惑をかけました」

 長年にわたってIT企業の営業畑を渡り歩いてきた前田さんは、当時を振り返ってそう反省する。

「16年前、IT業界に入った頃は、競合会社も少なくて牧歌的な時代でした。しかし年々、競争は激しくなり、私もキャリアアップのため転職をすることに。24歳で結婚したのもあって20代は家族のためにがむしゃらでしたね。でも30代半ばに差しかかる頃、若い頃のような情熱を失ってしまって」

 35歳を過ぎ、ラストチャンスの年齢と転職を決断。仕事でストレスを溜め込んでいた夫を慮った妻は転職に賛成してくれた。

「蕎麦の食べ歩きが趣味だったのと、大好きだったお店が求人を出していたのもあって、飲食経験がないにもかかわらず蕎麦屋に就職しました。

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