美しすぎるタイ・バンコクの安宿オーナーを直撃「お見送りの言葉は『さようなら』じゃなくて『いってらっしゃい』」

美しすぎるタイ・バンコクの安宿オーナーを直撃「お見送りの言葉は『さようなら』じゃなくて『いってらっしゃい』」

「Long Luck」運営者のゆかりさん。笑顔が絶えない溌剌とした女性だ

 バンコクのカオサンが“バックパッカーの聖地”と呼ばれるようになって久しい。1980年代から安宿がこの街に増え始め、世界中からバックパッカーが押し寄せるようになった街である。カオサンを逗留地として選ぶ日本人旅行者も増え、それに合わせ日本人経営のゲストハウスや旅行代理店、日本食店もカオサンに増え始めた。

 ところがいつからかバックパッカーが減少、2010年を過ぎたあたりから上述した日本人経営の店舗や会社が徐々に消えていく。それでもなおこの街を選び、この街で生き続ける日本人がいる。「バックパッカーの聖地カオサンで根を張り生きる日本人」の第1回目は、カオサンでゲストハウスを運営するゆかりさん。

 短期バイトで貯金し旅を続けていた彼女が、カオサンでゲストハウス「Long Luck」を始めることになった経緯に迫った。

◆旅にハマり20代で44ヶ国を巡る

 ゲストハウス敷地内に設けられた屋外スペースには、横臥できるようゴザが敷かれ、若い旅行者数名がこの場所で思い思いに過ごしている。

 私は椅子に腰をかけしばらく待っていると、シャワーを浴び終えたばかりのゆかりさんが現れた。化粧っ気はほとんどなく、濡れた髪を乾かしながら私の前に座る彼女は、「Long Luck」に宿泊する旅行者のようにリラックスし、運営者とは思えないほど溶け込んでいる。

 もともと彼女も旅人だった。20歳から30歳までの間に、世界44ヶ国を旅したという。

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