「無責任銀行ジャパン大賞2017」とNGOに批判されたみずほFG。化石燃料関連に4兆円投資で

「無責任銀行ジャパン大賞2017」とNGOに批判されたみずほFG。化石燃料関連に4兆円投資で

みずほFG株主総会の会場前で、化石燃料関連企業への投資に抗議するNGOのメンバー

 地球温暖化による悪影響が世界各地で深刻化するなかで、石油や石炭など化石燃料への投資を引き上げる国際的な動きが金融機関の間でも広まっている。

 こうした世界の流れに逆行するのが、日本のメガバンクだ。なかでも、みずほFG(以下、みずほ)はその投融資の額の大きさから環境団体から問題視されている。今年6月に行われたみずほの株主総会では、会場近くで環境NGO4団体が「無責任銀行ジャパン大賞2017」をみずほに授与するとの抗議パフォーマンスを行った。

◆国際的な流れに逆行した、石炭火力など化石燃料関連への投資

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1357544

 4団体のひとつ「350.org Japan」代表の古野真氏は、みずほを大賞に選んだ理由をこう語る。

「みずほは2011〜2016年の間に、日本の化石燃料関連企業への380億ドル(約4兆円)以上の融資と引き受けを行いました。これは、三菱UFJや三井住友などのそれをはるかに上回るものです。みずほは地球温暖化防止の国際的な流れに従い、化石燃料への資金を削減すべきです」(古野氏)

 みずほが関係している案件で、環境NGOなどから問題視されている具体的な事例の一つが、インドネシア・西ジャワ州でのチレボン石炭火力発電事業だ。

 現地調査したFoE Japanの波多江秀枝氏がその問題を解説する。

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