ここは、川崎ではない! 横浜市・鶴見の磁場がおかしい――山の民と海の民の確執、南米タウン化が進行、大型スーパー銭湯の乱立…

ここは、川崎ではない! 横浜市・鶴見の磁場がおかしい――山の民と海の民の確執、南米タウン化が進行、大型スーパー銭湯の乱立…

様々な国の料理店が並ぶ

「あれ、鶴見って川崎じゃなかったの?」

 否、鶴見は横浜市である。京浜工業地帯の一角を担う街として、川崎や蒲田と似たようなイメージを思い浮かべる人も多いのではないか。横浜市のホームページによると、人口は約28万人、今年の10月で生誕90周年を迎える。そんな歴史ある街でありながら、横浜と川崎の狭間で埋もれがちではある。

「鶴見をナメるなよ!」

 というワケで、今回は日刊SPA!取材班が地元民の意識や知られざる魅力など、鶴見という街について探ってみた。果たして、彼らはハマッ子なの? 不良や外国人、沖縄人が多い? サウナや旅行好き、バックパッカーからも注目されている? 山の民・海の民、盆踊りフェスってなんだ!?

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1360505

◆鶴見の海側と山側の違い

 臨海部には大企業の工場が立ち並び、その中核として機能しているが、それだけではない。隣町の川崎に住み、戦後から街の変遷を客観的に見てきた女性・塚越さん(80代)がこう振り返る。

「いまは昭和の名残がある工業地帯というイメージだけど、もともとは漁業が盛んな街として栄えたの。昔は商店街にもすごく活気があって。物価も安くて、よく海苔などを買いにいったわ。鶴見を訪れるたびに、潮の香りが漂ってきたことを覚えています」

 そんな鶴見には、どのような人たちが住んでいるのか。

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