PKO保険料は自衛隊員の自腹!? 駆けつけ警護とPKFで命を懸けても雀の涙

PKO保険料は自衛隊員の自腹!? 駆けつけ警護とPKFで命を懸けても雀の涙

陸上自衛隊HPより

◆「自衛隊ができない10のこと 08」

 2016年11月15日、南スーダン派遣部隊に現地のホテルに取り残された邦人を救出すべく駆けつけ警護の新任務が閣議決定されました。市街地まで拡大した南スーダンの大統領派と副大統領派との戦闘が首都ジュバまで拡大。現地に国連職員やNGO職員が取り残されていました。自衛隊機が日本から派遣され、ホテルから空港までは陸上自衛隊が輸送し、無事邦人を救出したことをおぼえていることでしょう。

 当時、国連平和維持活動をしていた中国人隊員2名が殺害され、5名が負傷していました。JICA(国際協力機構)の47人の在留邦人と大使館員を自衛隊は救出し、ジプチにある海上自衛隊の基地にまで輸送しました。危険と隣り合わせの危険な任務だったのです。

 ホテルからも銃撃戦の音が聞こえる状況で、当時はホテルにいるNGO職員が不安をつづったツイッターが現場の緊迫感を伝えていました。ホテルの中にまでは武装した集団が入ってこないだろうと思うけれど、一歩外へでればどうなるかわからない状態でした。民間航空機は危険すぎて離発着できないため、自衛隊機が迎えにくるといっても、空港までどうやって危険な市街地を抜けてたどり着くのかが大問題でした。

 PKO活動中に武装集団に活動を妨害されるようなときの武器使用は「事態に応じ合理的に必要と判断される限度で武器を使用することができる」とあります。

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