女子への「天然」という言葉は、はたして褒め文句なのか、貶し文句なのか?【山田ゴメス】

女子への「天然」という言葉は、はたして褒め文句なのか、貶し文句なのか?【山田ゴメス】

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 Yahoo!ニュースのトップ面をスクロールしていたら、ちょっと理解不可能な恋愛マニュアルに遭遇した。働く堅実女子のためのリアル診断・相談サイト『Suits-woman.jp』ってところが配信したもので、タイトルには『【恋愛講座】これぞモテ女!「天然女子」の特徴』と打たれている。

 なんでも「本人は認めていないけど、周りは天然としか思えないようなふわふわとした女性が、男子にとってはたまらない」らしい。この時点で、早くも日本語自体がちょっと怪しいのだが(※「周りは」ではなく「『周りには』天然としか『思われていないような』」のほうが◎)、とりあえずは当該講座で言うところの「天然女子」の特徴やらをみてみよう。

・人ががんばっていることを素直に認められる

・どんなときもマイペース

・喜怒哀楽がはっきりしていて付き合いやすい

・自然に相手に対して気を遣える

……とあった。どれもこれもがもう間違いだらけである。コレって、ただの「気配りの利くイイ子」じゃないか。なかでも看過できないのが「喜怒哀楽がはっきりしていて〜」のくだり。「ただし、『喜ぶ』『楽しい』以外の感情を見せすぎないように気をつけて!」なんて“警告”が書かれてあった。全然「喜怒哀楽がはっきり」していない(笑)。むしろ「天然」とは真逆の「計算高さ」を推奨している。「天然」の概念からして、すでにはき違えているのに、その上に論理が二重三重で破綻しているのだ。

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