電子タバコ「大麻リキッド」が日本でも流行の兆し―― 韓流アイドル・BIGBANGのT.O.Pも使用していた

電子タバコ「大麻リキッド」が日本でも流行の兆し―― 韓流アイドル・BIGBANGのT.O.Pも使用していた

Shutterstock.comより

 近年、摘発者の増加で「大麻回帰」が指摘されているなか、新たな形で大麻が流通していることが判明した。それは電子タバコ(VAPE)で吸引する「大麻リキッド」だ。iQOS(アイコス)などの加熱式タバコとは異なるものだが、クラブや街中で堂々と吸引し、ホームパーティで回し吸いする人々が徐々に出現しているという。

 この大麻リキッドはどれも禁止成分であるTHC(多幸感や酩酊感などの精神作用を持つテトラヒドロカンナビノール)を含んだものだ。当然、所持については乾燥大麻と同じく、大麻取締法違反で摘発される。最近、事件化した例もいくつかある。

 今年3月、大阪で大麻合法化を主張する男がツイッター上に大麻リキッドの写真を公開。麻薬特例法違反などの疑いで、近畿厚生局麻薬取締部に逮捕されている。また昨年10月には、新日本プロレスの興行に参加していた米国籍プロレスラーの男が、大麻リキッドを米国から持ち込み、大麻取締法違反(輸入)容疑で逮捕されているのだ。

 さらに、海外でも流行しているようで、大麻の使用でソウル中央地裁から有罪判決を受けた韓国の人気グループ「BIGBANG」のメンバーT・O・Pも、大麻リキッドを吸引していたことが公判で明らかになっている。

 大麻リキッドの流行について捜査当局も警戒を強めている。違法薬物の捜査を手掛ける警視庁組織犯罪対策5課の捜査員は言う。

「乾燥大麻や大麻樹脂の場合は、収穫した後に乾燥させたり、成分を抽出して固形化する作業が必要になる。

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