原爆は落とされたほうが悪いのか? 北朝鮮と中国の核に対抗する議論を【評論家・江崎道朗】

原爆は落とされたほうが悪いのか? 北朝鮮と中国の核に対抗する議論を【評論家・江崎道朗】

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【江崎道朗のネットブリーフィング 第17回】

トランプ大統領の誕生をいち早く予見していた気鋭の評論家が、日本を取り巻く世界情勢の「変動」を即座に見抜き世に問う!

◆「悪いのは、アメリカのトルーマン民主党政権だ」

 8月になると、広島、そして長崎の原爆の日が続く。

 この両日、マスコミでは「原爆を投下されたのは日本が悪かったからだ」と言わんばかりの意見が報じられ、「過去への反省」が唱えられる。しかし、「原爆を投下されたのは日本が悪かったから」なのだろうか。

 世界には、「そんなことはない」という意見がある。特にASEAN諸国やイスラム圏の中には、「原爆を投下したトルーマン民主党政権の責任を追及すべきだ」という声があるのだ。いまから20年以上も前の1996年8月9日、長崎市にて民間団体主催で「原爆殉難者追悼集会」が開催され、世界イスラム連盟日本代表で、インドネシア人ジャーナリストのイドリスノ・マジットさんが講演をした。

 演題は「アジアから見た原爆投下」であり、マジットさんは冒頭、インドネシアの外務大臣のことについてこう紹介した。

《昨(1995)年8月、広島でパグウォッシュ会議が開かれました。核兵器廃絶のための会議で、1995年にノーベル平和賞を受賞した国際的に有名な平和グループです。

 この広島大会に、インドネシアの外務大臣を務めたルスラン・アブドルガニー博士が出席しました。

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