美大と体育大、夢破れても潰しがきくのはどっち?

美大と体育大、夢破れても潰しがきくのはどっち?

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「脱・学歴」をいくら叫ぼうと、純然たる学歴社会である日本では、年収、出世、果ては恋愛に至るまで出身大学で人生に格差が生じる。では、個別の大学を比べると果たしてどうなるのか。ライバル校がテーマ別に徹底対決!

◆夢破れた専門大出身者でも潰しがきくのはどっち?

 独自の教育内容が用意されている美大や体育大。だが、夢を追って狭き門をくぐったものの、その先に希望の進路につけることはごくまれ。美大ならば広告業界、体育大学なら警察官や教職といった職業が卒業後の理想的な進路だが、いずれも競争率は高い。夢破れたとき、潰しがきく大学は、いったいどちらなのか。

 武蔵野美術大学を卒業した佐野啓介さん(仮名・35歳)は、イラストレーターの仕事をしながら現在、夜のお店でボーイのバイトもこなしている。

「僕の周りでは東京でバンドとかやりつつ、飲食店で働いているヤツが多いですね。年収は同世代の会社員より明らかに低いです。一番見栄えがいいのは大手広告代理店のクリエイター職ですが、内定するのはコネのある教授とズブズブに癒着した連中ばかり(笑)」

 佐野さんの現在の年収は240万円程度だが、親の援助もあって生活に不自由はない。

「美大に入る時点で実家が金持ちなことが多く、卒業後ニートというケースもザラ。なかには四国や北陸の田舎に親のカネでガラス工芸の工房とか絵画アトリエをつくる人もいます」

 一方、学生時代ボクシング部に所属し、現在はベンチャー企業の営業マンとしてバリバリ働く日本体育大学卒の伊藤淳さん(仮名・29歳)だ。

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