甲子園 優勝候補は軒並み10人以上が「野球留学生」――第99回夏の甲子園

甲子園 優勝候補は軒並み10人以上が「野球留学生」――第99回夏の甲子園

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 夏の風物詩とも言える、第99回全国高校野球選手権大会が開幕した。今年は99回目だが、出場している2000年生まれの2年生たちが、来年「100回記念大会」を迎える、“ミレニアムイヤー”前年となる。

 “怪物”清宮幸太郎(早稲田実業)が西東京大会で敗退し、注目の選手はいい意味で分散された。春夏連覇を狙う、優勝候補の最右翼大阪桐蔭は、そのミレニアム世代が牽引する。

 50メートル5秒7、俊足巧打の藤原恭太、投手としても活躍する“二刀流”根尾昴、大阪大会で逆転満塁本塁打を打った三塁手山田健太はいずれも2年生だ。

 その牙城を崩すのは横浜(神奈川)か秀岳館(熊本)かと言われるが、その両校は大会第4日の1回戦でいきなり相まみえることが決まり、大きな話題となっている。横浜は神奈川大会で5本の本塁打を放った主砲の増田珠(3年)に注目が集まる、また、コンゴ人の父を持つ万波中正や、エースの板川経矢など、ベンチ入りメンバーの過半数が1、2年生というフレッシュさも話題だ。

 一方の秀岳館は春夏4期連続で甲子園出場、3大会連続ベスト4の“超実力校”だ。チームの看板は2枚の実力派左腕。140km台後半の速球を投げる、川端健斗(3年)、田浦文丸(3年)はともにドラフト候補だ。なにかとお騒がせな、元NHK解説者の鍛治舎巧監督が今大会での勇退を大会直前に発表。選手たちは悲願の全国制覇に燃えている。

◆県外留学生がいなければ甲子園優勝は困難?

 そんななか、昨今の部員減少問題と同様に、毎年議論となるのが甲子園常連校などが、県外から選手をスカウトなどして集める「野球留学生」問題だ。

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