衆議院解散総選挙がどう影響する!? “日本版モナコGP”公道レース開催

衆議院解散総選挙がどう影響する!? “日本版モナコGP”公道レース開催

NYで開催されたフォーミュラE。車体には日系企業の文字も

 安倍晋三vs小池百合子の対決になってきた衆議院解散総選挙。経済政策、税制、社会保障など、それぞれ公約を掲げての選挙戦がはじまるなか、記者をはじめとしたモータースポーツファンが気になっているのは、モータースポーツ推進法案のことだ。

 モータースポーツ推進法案とは、簡単に言えば日本の公道で自動車レースを開催することを目指した法律だ。先日、鈴鹿サーキットで日本GPが行われたF1では、モナコGPをはじめ、当たり前のように公道を使用した市街地レースが行われているが、日本ではパレードなどのデモ走行はあっても、本格的な公道レースの実現は難しいとされているのだ。

 現に、これまで東京都三宅島のオートバイレース、お台場でのF1開催、沖縄県でのスーパーGT開催など、市街地を使ったレースが計画されては実現しないといったことが繰り返されてきた。こうした公道レース開催の最大のポイントは、道路の使用許可だ。道路が使えなければ、いくらイベントのプロモーターが自治体や企業に協力を求めても、資金は集まらないし本格的な協力は得られない。

 そんな公道レースに欠かせない道路の使用を円滑にするための法案がモータースポーツ推進法なわけだ。この法案が可決されれば、市街地レースの開催が進めやすくなるため、日本での本格的な公道レース開催に向けて大きく前進できると期待されている。

 そもそも公道でレースを開催するメリットは何なのか?

 まず観客の視点で言えば、郊外にあることが多いサーキットよりも、公共交通機関のアクセスが充実した都市部でのレースのほうが足を運び安いのはもちろん、宿泊施設や飲食店が充実している。

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