朝鮮半島有事の“武装難民”に自衛隊は発砲できない。不幸な事件がおこる前に…

朝鮮半島有事の“武装難民”に自衛隊は発砲できない。不幸な事件がおこる前に…

陸上自衛隊Facebookより

◆「自衛隊ができない20のこと 14」

 麻生太郎副総理が「武装難民が来たら射殺するのか」といった趣旨の発言をして話題になりました。朝鮮半島有事には、戦乱を避けて多くの戦争難民が北朝鮮、韓国から逃げ出すと予想されています。そのうち数十万人の難民が小型ボートや漁船などに乗り込み、海を越えて我が国に押し寄せる可能性があると言われています。

 四方を海に囲まれ平和に過ごして来た日本人は、身近に水爆実験を行いICBMを領海近くに撃ち込んでくる国があるのに、なぜか自分たちの安心安全な生活は続くと考えているのです。しかし、9.11同時多発テロの経験を持つ米国はそうではありません。先頃トランプ大統領がニューヨークの国連総会で北朝鮮のことを「ならず者国家」と呼び、やむをえない場合には「完全に破壊する」と言う内容の演説をしました。外からの軍事攻撃の恐怖を知っている国は、その問題に敏感に反応するのです。

 さて、紛争が起こった際には北朝鮮からの大量の難民が小型船などでやってくることが予想されます。難民はそれぞれ身の回りの物をもって身近な海岸から思い思いの方向へ船出し、たどり着けそうな陸地を目指します。日本の海岸線は長い。よほどの切り立った断崖でなければ上陸が可能です。

 大きく報道されることがないので知らない人も多いのですが、朝鮮半島からと思われる不審な木造船などが海岸に乗り捨てられている事件は今も起こっています。

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