路上に落ちていたタイヤが原因の「岡山母娘事故死」はどうすれば悲劇を防げたのか?

路上に落ちていたタイヤが原因の「岡山母娘事故死」はどうすれば悲劇を防げたのか?

写真はイメージです

 このところ、DQNドライバーによるいやがらせ行為に世間の興味が集中しているが、そんな折、恐ろしい事故が起きた。

 岡山県の中国自動車道上りで、落ちていたタイヤに軽乗用車で乗り上げ、路肩に出ていた母娘が、同じくタイヤに乗り上げて横転した後続の大型トレーラーにはねられ亡くなったのだ。タイヤは道路の真ん中に落ちており、大型車用だったという。

 こういった高速道路上の落下物は、実にやっかいだ。これらをどうやって避けるべきか、明確な答えはないからだ。

 かつて私も、高速道路上に落ちていた大きめのベニヤ板を踏んでしまったことがある。平らなものはどうしても発見が遅れるし、それを避けるために急ブレーキや急ハンドルはかえって危険と判断、そのまま踏み越えたのだが、私のクルマが起こした後方乱流でそのベニヤ板が舞い上がり、それが後続の友人のクルマにモロに衝突してしまったのである。ベニヤ板はクルマに当たって木っ端微塵になった(ように見えた)。

 幸いクルマが多少凹んだくらいで、大きな事故にはならなかったが、あの時いったいどうすべきだったのか、いまだに自分の中で答えは出ていない。

 大型車のタイヤのような大きな落下物の場合、それなりの距離から「何かある」と確認できるはずなのだが、今回のように雨の夜間で視界が悪かったり、あるいは交通量の少ない路線でヘッドライトが下向きのままだったりすると、直前まで発見できない場合もある。

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