人に言われるとイラっとする名言

人に言われるとイラっとする名言

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◆箴言、肯定、共感、ウイット。相手と状況で使い分けるべし

 哲学者、詩人、歴史上の人物、経営者、スポーツ選手、タレントetc.、著名な先人の「名言」は、落ち込んだときの心の糧となったり、異性から言われてドキッとしたり、時に人の一生を変えうるほどに我々の心に深く響く。

 ……とはいっても、世に多くの名言集があふれ、SNSでは日々意識の高い気付きの言葉がシェアされる昨今、言われると思わずイラッとするフレーズがあるのも事実。人心を掴むのに有効な「使える名言」と「イラつく名言」にはどんな差があるのだろうか?

 元アイドルにして、現在は哲学ナビゲーターとして活動する作家の原田まりる氏は分析する。

「そもそも『名言』ってはじめから名言なわけではなく、言葉を受け取った人が意味をかみ締めてあとから名言として認められていくものですよね。だから『○○の名言を引用してうまいこと言ってやろう』と、言う側の都合で言葉を選んでも、受け手には響かないですよ」

 相手にどんな言葉が必要なのかを考えて言葉をかけることで初めて名言たりえるのだ。

「叱咤、教訓、慰め、共感、肯定、ウイットと、相手の状況によって効果的なフレーズは異なります。優しい言葉を欲している相手に、ウイットに富んだニーチェの言葉や、教訓色の強いアリストテレスの言葉を投げかけても逆効果ですし、合理的な指針を求めている人を相田みつをのふんわりフレーズで励ましてもバカだと思われるだけです。

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