中国企業が「日本の人材」を爆買い!?…転職して年収が2倍になった日本人たち

中国企業が「日本の人材」を爆買い!?…転職して年収が2倍になった日本人たち

9月に行われたファーウェイの新作スマホ発表会。同社へ転職した日本人も少なくない。

 今夏、中国大手通信機器メーカーのファーウェイの日本支社が公開した求人情報が大きな話題となった。提示されたのは「初任給40万円」という驚きの数字。日本の大手メーカーと比べても、約2倍となる破格の採用条件だった。

 ファーウェイの例は、昨今、日中雇用市場を取り巻くほんの一幕に過ぎない。現在、大枚をはたいて日本人を囲い込もうとする中国企業が増えている。上海で人材派遣会社を営む日本人のA氏は言う。

「中国企業による人材爆買いが顕著な産業のひとつが、EVバブルに沸く自動車産業。つい先日も、中国EV最大手のBYDが年俸3000万円という条件で、中国僻地の工場で働ける日本人エンジニアを探していました」

 訪日中国人観光客による爆買いのみならず、中国企業に日本の人材まで爆買いされているような様相だが、実際に中国企業に転職した人々はどれぐらい年収が上がったのか? 実際の例を見ていこう。

●証券会社アナリスト

年収:800万円→1700万円

「国内の大手証券会社に勤務していた37歳のアナリストが、中国の大手証券会社にヘッドハンティングされた」(A氏)。この男性は中国留学経験があり、中国語・英語が話せることで採用になった。年収は2倍超に。

●食品メーカー(品質管理)

年収:700万円→1000万円

「日本の食品メーカー社員で、中国に駐在していた50代男性が、帰任命令が出たタイミングで中国食品企業に転職した例がありました」(2年前に中国の半導体メーカーに転職した日本人エンジニア・B氏)。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)