現代はおっさん受難の時代 同情を買うこと以外に道はなし

現代はおっさん受難の時代 同情を買うこと以外に道はなし

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◆おっさん受難の時代。同情を買うこと以外に道なし

 何かと持論を展開したがるおっさん。ただ、おっさんが置かれた状況に目を向けると、印象が少し変わってくる。

「おっさんは今、有史以来最も受難の時代といえます」と語るのは、石原壮一郎氏。

「今のおっさんが若かった頃、自分たちが見てきたおっさんは、年功序列で縦社会が強かったこともあり、仕事のキャリアが長い分だけ尊敬されていました。しかしIT化が急速に進み、今のおっさんは通信手段の発展についていけず、若者のほうが秀でているケースが増えてしまった。さらに寿命が延びたので、50代の上にはさらに70〜80代が現役で頑張っている。かつてのおっさんと違い、今ではまだ若輩者なのです。下からは尊敬されないわ、上からは使い走りだわで、実は寂しくて悲しい思いを抱えているんです」

 自分の拠りどころを失ったおっさんは自尊心を満たすものを探し求め、「仕事は見て覚えろ」「重要な要件はメールより電話」などの謎ルールで補てんしようとする。

「残ったプライドを守るために自分の考え方や方法に強引に固執してしまうんですね。謎ルールは、変化する時代に対して“もう自分はついていけない”とどこかで悟ってしまったおっさんの防衛本能からつくり出されています。そのため『俺は俺であって、どう見られてもいいや』と悪い方向に開き直ってしまい、客観性が欠けた傲慢なルールができあがるんです」

 自分を変えられないおっさんの救済措置として、謎ルール以外の方法はないのだろうか。

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