世界一熱いサウナ!? ロシア式“バーニャ”を独り占め

世界一熱いサウナ!? ロシア式“バーニャ”を独り占め

本館前デッキから異国情緒溢れる庭園を見渡す。外気浴に打ってつけのロケーション。日本にいながら、ロシアの風を浴びた気がした

 夜の校舎、窓ガラスを壊して回ったのはもう遠い昔。自由を夢見て卒業を繰り返してみたけれど、結局は会社組織の歯車となり、しがらみは増える一方だ。40歳を目前に相も変わらず「早く自由になりたい」と願うことは、おじさんのワガママがすぎるだろうか。

 サウナだって、時に不自由だ。サウナで寝転んだりしない。水風呂に入る前に汗を流し、頭まで潜らない。そこは公共の場、最低限のマナーがある。でもふと思う。周りに気を使わず自分勝手にサウナを楽しんでみたい、と。

 仕事を放り投げ、ネットの荒波を漂っていると、一軒の施設に辿り着いた。「IZBA(イズバ)」。福岡の貸し切りサウナである。<記者・ワルメガネ>

◆すべてが自由自在のプライベートサウナ

 正確には、貸し切り“バーニャ”だ。「サウナ」は発祥国であるフィンランドの言葉。「バーニャ」は、フィンランドと並ぶサウナ大国であるロシアの“蒸しサウナ”を指す。フィンランドや日本の主流が高温の乾式サウナであるのに対し、バーニャは室温60℃程度ながら湿度80〜100%の低温湿式スタイル。体感温度が非常に高く、“世界一熱いサウナ”とも言われている。

 マキナ・アルビナさんが「ロシアの文化を広めたい」と建てたログハウス「IZBA」。本館ではロシアの家庭料理が食べられ、隣接小屋ではバーニャを独占できる。

「ロシアにいた頃は週に一回、バーニャに入っていました。日本とは違って、家族や友達同士で施設を貸し切り、みんなで飲んだり食べたりおしゃべりしながらバーニャを楽しみます」(アルビナ氏)

 小屋の1階にはバーニャ室と、その隣にバーカウンターを備えた休憩スペース。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)