LGBT差別をなくすため「ミュージカル」を立ち上げた30人の男たち――女装小説家・仙田学

LGBT差別をなくすため「ミュージカル」を立ち上げた30人の男たち――女装小説家・仙田学

リーダーのくりこさん

 女装姿の男性30人が集まって、ミュージカル劇団を立ち上げた。その名も「女装子歌劇団」。1月6日からは第1回目の公演が行われる。

 劇団員はどんなメンバーがいるの? 公演の内容は? 「日刊SPA!」で女装男子の連載をしている僕にとって、この劇団への興味は尽きない。

 そこで、「女装子歌劇団」リーダーの、くりこさんにお話を伺うことにした。

◆きっかけは友人のひと言だった

 くりこさんは、新宿二丁目の女装サロンバー「女の子クラブ」のママでもあり、この連載で以前にもインタビューをしたことがある。

「『女装子歌劇団』」のプロジェクトが動きだしたのは、2016年の暮れでした。友人の女優、マーガレット・イゴールルームさんのひと言が始まりだったんですよ。『前にセクシャルマイノリティの人たちを集めて芝居をしたら、すごくウケたことがある』って。『楽しかったからまたやりたい』って」(くりこさん)

 意気投合した2人はメンバーを探すことに。マーガレットさんも、唯一の「女優」として女装子歌劇団に加わることになった。当時の苦労をくりこさんはこう振り返る。

「友達や知り合いに、声をかけ続けました。いつの間にか30人もメンバーが集まっていて。私は成り行き上、リーダーになりました。『女の子クラブ』のスタッフやお客さんたちだけじゃなくて、劇団員たちのまとめ役も兼任するようになってから、強く思うようになりました。

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