エロ本はコンビニ販売停止で滅びるのか? 「さらば、エログラビア展」に賭ける思い

エロ本はコンビニ販売停止で滅びるのか? 「さらば、エログラビア展」に賭ける思い

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1月下旬、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートというコンビニ大手3社が、2019年8月までに成人誌の販売を取り止めると発表した。この悲報からわずか10日後、早稲田医学文学前の交流サロン『あかね』ではじまった展覧会が注目を集めている。

 その名も、『さらば、エログラビア展』だ。

 会場にはコンビニ成人誌の代表だった『デラべっぴん』、『Bejean』などの鮮烈なヌードグラビアが飾られており、この展覧会を主催したフリーランスカメラマン・山本純氏が撮影したものだ。奇しくもコンビニ成人誌取り扱い中止と時期が重なっただけに、会場には“業界人”も多数押し寄せ、さながら故人を偲ぶ会のような様相を呈していた。エロ本は終わるのか――。山本氏に展覧会に賭ける思い、エロ本の未来について聞いた。

◆コンビニ成人誌の隆盛と衰退を経験した男が語る、エロ本の未来とは

 山本氏の経歴は、コンビニ成人誌の歴史と共にあったと言える。大学卒業後、『デラべっぴん』などコンビニ成人誌を数多く発行していた英知出版に編集者として入社。3年後にはぶんか社に転職し、グラビア班として当時の流行を迎えていたヘアヌード写真集を制作、さらに同社で独自のファッション性を重視したコンビニ成人誌『PENTHOUSE JAPAN』の制作にも携わったという。

「ヘアヌードブームの時は『刷れば金になる』と言われ、成人誌を取り扱う出版社はかなり潤っていました。

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