米朝首脳会談の決裂、実は日本にプラスだった!?

米朝首脳会談の決裂、実は日本にプラスだった!?

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◆物別れはトランプ大統領の目論見どおり

「会談は大成功するだろう」

 交渉前にトランプ大統領が言い切った理由は何だったのか?

 ベトナムのハノイで開催された米朝首脳会談が予想外の“決裂”に終わった。2日目の2月28日午前までは金正恩朝鮮労働党委員長が「(非核化の意思が)なければここにはいない」とまで話して交渉の進展に期待が高まったが、数時間後には事態が一転。予定されていた昼食会と共同声明署名式のキャンセルが報じられた。

 その後の会見でトランプ大統領は「決裂ではない」と強調したが、同席したポンペオ国務長官は「金委員長に準備ができていなかった」と発言。「北朝鮮は完全な制裁解除を求めてきたが、期待通りの非核化プロセスが提示されなかったため」に、交渉を途中で打ち切ったことを示唆した。

 これに対して、北朝鮮は同日夜に異例の反論会見を開く。李容浩(リ・ヨンホ)外相が「我々が要求したのは制裁の全面解除でなく、民需経済や人民生活に支障をきたす一部の制裁解除だった」と、食い違う主張をしたのだ。

 融和ムードのはずが、物別れとなったのはなぜか? 拓殖大学主任研究員で元韓国国防省北朝鮮情報分析官の高永普iコウ・ヨンチョル)氏が分析する。

「会談で、北朝鮮側が『専門家の立ち会いのもと完全に廃棄する』として提案したのは寧辺の核施設だけでした。

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