在日外国人を中心に急増する「闇バイト」。偽の在留カードを大量生産して使う先は

在日外国人を中心に急増する「闇バイト」。偽の在留カードを大量生産して使う先は

写真はイメージです

普通に生活していた若者を瞬時に凶悪犯罪に加担させてしまう「闇バイト」。警察は実態解明に全力を挙げているが、その根はまだまだ深い。日本人だけでなく外国人も加担する衝撃の犯罪事情とは!?
◆在留カードを偽造した中国籍の男が逮捕

日本中を震撼させた「ルフィ」らによる広域連続強盗事件を機に、「闇バイト」に注目が集まっている。

しかし、もうひとつ水面下で急増している闇バイトがある。在日外国人を中心に行われているそれだ。

警視庁は2月、在日外国人の身分証「在留カード」を偽造したとして、中国籍の40代の男を入管難民法違反の疑いで逮捕した。男は仲間とパソコンを使用してカードを大量に偽造していたが、その実態は、中国に拠点を置く偽造グループから依頼を受けた日当7000円ほどの闇バイトだったのだ。

◆闇バイトが偽の在留カードを大量生産

この偽造グループは、昨年9月に千葉県内で同様の容疑で逮捕された中国人と日本人の男女6人にも指示を出していたとみられ、国内で闇バイトとして集めた実行犯を大規模に動員している可能性が指摘されている。

「在留カードは、台紙と一般的なプリンター、それにフィルム加工するラミネーターさえあれば、技術がなくても精巧に偽造できてしまう。闇バイトに大量生産させているケースが目立つのです」

◆偽在留カードで携帯電話を不正契約

こう話すのは、在留カードの偽造事件を取材したフリーライターの奥窪優木氏。しかも、こうして作られた偽在留カードは、また別の闇バイトで使用されるという。

「代表的なのは携帯電話の不正契約。キャンペーンを利用し、他人名義で詐取したスマホを転売する行為が横行しています。集めた闇バイトに、帰国者などから買い取った銀行口座と、同名義の偽在留カードを持たせて契約に行かせる。

本来なら、店側は入国管理局の確認アプリでチェックすればすぐ偽造とわかるのですが、実際は店員がグルだったり、契約数を稼ぎたい代理店が黙認しているのです」

◆不正契約したSIMカードすらも別の犯罪に悪用

また、スマホ契約によって付与されるSIMカードも別の犯罪に悪用される。

「中国人やベトナム人による国際ロマンス詐欺が横行していますが、彼らにとって『漁場』となるのが会員制出会い系サイト。闇バイトは打ち子として動員されますが、会員登録やカモと連絡を取るためのLINEアカウント作成に電話番号が必要となる。SIMカードはそうした業者に売却されます」(奥窪氏)

いわば外国人闇バイトのスタート地点が偽造された在留カードなのだ。

取材・文・撮影/SPA ! 闇バイト取材班 図版/佐藤遥子 写真/時事通信社 Shutterstock
※3月7日発売の週刊SPA!特集「在日外国人[闇バイト]の実態」より

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    秋篠宮紀子大活躍中で、親が仕事で外国行ってるときに生まれた子どもも仕分けでケッカク差別化思想を世界にひろめた親ガチャ。 Googlemapでの使い分けも悪用されてるから、日本国籍日本生まれ育ち日本教育受けてても、血統の戸籍に一人で外国生まれが入ったら在日外国人と同じ仕分けだと思われてもしようがない状態になってそう。スゴいよね。あの秋篠宮紀子が学歴やキャリアウーマンにも縁遠いキャリアウーマン向け特権で公金もイベント謝礼も。あのサイクルで人生ウハウハしたいマネ予備軍がネットセンキョでウヨウヨ。

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