マスクなしの人数を街頭調査。コロナを気にしない街1位が意外すぎた

マスクなしの人数を街頭調査。コロナを気にしない街1位が意外すぎた

おしゃれ感のある三軒茶屋。コロナ意識も最先端? コロナに対して強気な若者が多い印象。なぜかこの日は早くからほろ酔いの若者多数

間もなく引っ越しシーズンが到来。「住みたい街」上位に飛びつくよりも、「住みたくない街」を回避するのが賢明だ。さまざまな観点のランキングを参考に、快適な住まいを探すのだ! 今回は都内でコロナを気にしない街を該当調査してみた。
◆厚生労働省が「屋外では原則不要」を宣言、それでも…

 コロナ禍で一時は着用していない人を罵倒する“マスク警察”もいたが、厚生労働省が10月に「屋外では原則不要」を宣言。しかし、どうも外せない……。感染対策に見解がにわかに分かれてきているなか、都内で「コロナを気にしない街」を街頭調査した!

◆コロナを気にしない街を調査してみた

 調査方法は以下の通りだ。

①東京23区各区の感染者数とその人口から、人口あたりの感染者数を計測

②オフィス街やターミナルなど人口流動の大きい繁華街がある区は除く

③感染者数の割合が多い上位5区の住宅街や人口が多い主要駅をピックアップ

④駅前でマスク未着用の人の数を平日18時~1時間計測した

※週刊SPA!2/7号発売以前に取材

◆もっともマスクをしていない人が多い街三軒茶屋

 結果、もっともマスクをしていない人が多かったのは世田谷区の三軒茶屋。予防意識の高そうなイメージだが、観測した5つの街では最多の84人。そのうち43人が20代男性で、比較的若者が多いためか、コロナへの警戒心の低さが露呈した。

 缶ビールを片手にあごマスク状態で飲み歩く男女や、ノーマスクカップルを目撃。女性にマスクをしない理由を聞くと「二人とも先日一緒にコロナ陽性になってるんです。今は抗体あるからボーナスタイムなんですよ!」と笑っていた。若さを感じる。

◆江戸っ子気質の江戸川区民

 次点は江戸川区の平井で71人。地味な印象の街だが、江戸川区では代表的なベッドタウンで約4万人が住む。傾向としては他駅よりも40~50代男性の非マスク率が高い。

 50代らしき男性2人にマスクをしない理由を直撃したところ、「マスクしててもかかるときはかかるからねえ!」とのこと。江戸っ子らしい大雑把な気質がうかがえた。

◆住民の価値観が分かれがちなコロナ観

 3位は、中野区の新中野駅。59人のうち子連れのお母さんがあごマスクだったケースが3件。子育てに追われるとマスクもなおざりになるのか。

 今後、ますます気にする人とそうでない人で意見が分かれそうなコロナ観。住民との価値観が合うかどうかも見落とせない視点だろう。

◆コロナを気にしない街 TOP 3

1位 世田谷区 三軒茶屋 84人
若者が多い街は、コロナ対策が緩みやすい?

2位 江戸川区 平井 71人
改札を出るとすぐにマスクを外す人が多かった

3位 中野区 新中野 59人
一人暮らしが多いためか、“ソロマスク”が多数

<取材・文/週刊SPA!編集部>

関連記事(外部サイト)

  • 記事にコメントを書いてみませんか?