イチローだって選抜高校野球では完敗…初戦敗退をへてスター選手になった5人

イチローだって選抜高校野球では完敗…初戦敗退をへてスター選手になった5人

写真:Jerry Coli

平成最後の大会となった今年の春の選抜高校野球も、4月3日、いよいよ決勝戦を迎える。だが、その決戦の場には星稜(石川)の150キロ右腕・奥川恭伸や高校生No.1左腕・横浜(神奈川)の及川雅貴ら、今大会での活躍が期待されたプロ注目の選手たちの姿は残念ながらない。予想外に早々と敗戦を喫してしまったからだ。

 まさに何が起こるか分からない高校野球の世界。そこで、ここでは過去の春の選抜で、“まさかの初戦敗退”を喫した、後のスタープロ野球選手たちを紹介していこうと思う。

◆ライバル・藤浪晋太郎から豪快な本塁打も9失点敗退。大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)

 大谷翔平が初めて春の選抜に出場したのが2012年の春。花巻東(岩手)の剛速球エース&猛打の4番という、まさにチームの大黒柱で、もちろんこの年の選抜の目玉であった。だが、組み合わせ抽選の結果、大谷はもう一人の目玉選手と初戦で対戦することに。それが大阪桐蔭のエース右腕・藤浪晋太郎(阪神)だった。

 この試合、まず大谷はバットで魅せた。2回裏に藤浪から右中間スタンドへ特大の先制ソロを放ったのだ。一方、投手・大谷も5回表まで大阪桐蔭打線を2安打無失点。試合は完全な花巻東ペースだった。

 ところが6回以降、試合展開は一変してしまう。大谷は6回表に2つの四球と長短打を浴びて一挙に3失点。

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