お泊まりデイサービスの惨状 女性職員へのセクハラや「姥捨て山」のような場面遭遇も

お泊まりデイサービスの惨状 女性職員へのセクハラや「姥捨て山」のような場面遭遇も

記事まとめ

  • 特別養護老人ホームが満杯の際の受け皿として、お泊まりデイサービスが利用されている
  • 特別『絶望の超高齢社会』の著者・中村淳彦氏がお泊まりデイサービスの惨状を明かした
  • 認知症で組織から追放された組長がオムツ一丁で徘徊、大暴れすることもあったそう

お金がなくて介護を受けられない「明日は我が身」の惨状



 もともと日中用の施設で、お泊りは介護保険対象外なので規制がゆるく、きちんとした施設とひどい施設の差が大きいと言われている。

◆施設で大暴れした認知症の元組長

 こうしたお泊まりデイサービスで、現代の「姥捨て山」のような場面に遭遇したことがあると中村氏は言う。

「ある利用者さんを迎えに行くと、家族が離れのような蔵の南京錠を開けて、中から『早く連れていけ!』と言わんばかりに利用者さんを連れてくるのです。『早く死ね!』とも罵倒していました」

 また、認知症になると、本性が?き出しになる人が多いという。かつて中村氏の施設には、認知症になった70代のヤクザの元組長がいた。

「認知症を理由に、組織から追放された組長です。全身和彫りにオムツ一丁で施設の中を徘徊し、誰彼構わず暴力を振るおうとする光景は凄惨でした。組長は風呂嫌いだったので、職員が『組長、こちらへどうぞ』などと言ってうまく誘導するのですが、風呂だとわかった瞬間に大暴れでしたね」

◆誰にとっても「明日は我が身」

 また、省庁勤めをしていたという元公務員の70代男性が、当時の地位をかさに周りに威張り散らすさまには辟易したという。

 入浴介助に際して、女性職員に男性器を「触ってくれ」と懇願するようなセクハラは日常茶飯事。

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