長く働くため「後輩に肝心な仕事は教えない」50代男性の戦略

長く働くため「後輩に肝心な仕事は教えない」50代男性の戦略

※写真はイメージです

少子高齢化が進む昨今、長く働き続けることはもはや必然に。かつての「働き方」がいよいよ微塵も通用しなくなるこれからの時代、60歳以降の人生を確実に乗り切るうえで必要となるものとは一体? 経歴よりも資格よりもずっと重要となる「サラリーマン生活の適切な終え方」ここに考察する??。

◆長く働くために自ら「正社員」を放棄

大川貞夫さん(仮名・56歳)年収800万円(副業含む)

 確かに業務委託には年齢制限こそないが、いつお払い箱にされてもおかしくないリスクは存在する。急な戦力外通告を防ぐため、大川さんはある戦略を取っている。

「今、担当している仕事を他人に渡さないため、業務内容は完全にブラックボックス化させています。僕が今日死んだら、残された人は途方に暮れると思います。以前、上司から『お前の仕事を後輩に教えてくれ』と言われて講習したこともあるんですが、途中で『すべてを教えたら、自分の仕事がなくなる』と気がついて。肝心なことは教えず、適当なところでフェードアウト。だって、同じスキルを持つ人間が2人いたら、絶対若いヤツが重用されますからね」

 同時に、万が一、仕事がなくなったときの準備も欠かさない。

「週末には、清掃や工事現場、イベント設営などのバイトを入れて、いざ失業したときに備えています。

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